冬に入って気温が低くなっても
子どもの遊びたい気持ちは変わりません。
暖かい頃によく見つけていた虫達はどこにいるのかな?
探しに出かけてみました。
落ち葉の下土の中朽木の下色々探してみましたが、
なかなか見つけられません。
虫達とのかくれんぼは虫の方が上手なようです。
森中の落ち葉を集めたプールを発見!
どれくらい深いかな?
おそるおそる入ってみると胸まで埋まってしまうほど
慣れてくると飛び込んだり、潜ったり、泳いだり
まさに落ち葉プールです。
暖かい頃は川で泳いでいましたが、
森の中でも泳げることを知りました。
遊んでいると体が動いてポカポカしてきますが、
止まっているとちょっと寒い。
そんな時は落ち葉と枝を集めて
火を起こしましょう。
どんな葉っぱが燃えるのか
どれだけ近づくと危ないのか
遊びの中で経験を重ねていきます。
ちょっと危ないかな?と思う事もありますが、
失敗も経験の内
体験して工夫することが大切なのです。
最後は川の様子を見に行こうと話し始める子どもたち
見に行くだけかなと思ったら
迷わず裸足になって川に入り始めます。
入ってみるとやっぱり冷たい
それでも川に入っていたい気持ちが勝ってしまって水遊びを楽しみました。
あおぞらきっずの森のようちえんは子ども達のやってみたい気持ちを大切しにています。
これをやったら危ないかな?こうしたらいいのに。
と思う場面はたくさんありますが、
大人が答えを決めてしまうと子どもたちの考えて選択して行動する機会を奪ってしまうことがあるかもしれません。
失敗したっていいじゃない!
やってみたい気持ち大切にしています。
冬だって、寒くったって森で遊べることを証明してくれた子ども達。次回の森のようちえんもどんな遊びを見つけてくれるか楽しみですね。
森のようちえん
美味しい秋を探しに出かけよう
食欲の秋!おいしいものはたくさんあるけれど栃木県ではたくさんの果物も作っています。
今回のチャリ旅の目的地は「リンゴ」
ゴールで待っている美味しいリンゴを楽しみに自転車を走らせましょう!
スタートは宇都宮にある古賀志山
その周りをぐるっと一周回る約20kmのコースです。少し登っては降りるの繰り返しアップダウンが多いコースです。
フルーツ街道と言われていてりんご園以外にも梨園がたくさん見られます。
スタートして直後は余裕の表情でピース
たくさん経験して走れるようになてきたから自信がついてきました。
地味な登りが地味にキッズ達を苦しめます。リュックも背負っているから体が重いけど頑張って前に進もう!
休憩は休むだけじゃない!滑り台を発見してブレイクタイム。
遊んでリフレッシュしたり、おやつを食べてエネルギーチャージしたり、気分転換の方法は人それぞれ。
慣れてくるとスピードを求めて飛ばしたくなるものです。皆についていくのがやっとだった頃から比べると成長しているなと感じる瞬間です。
手放し運転して見たり、立ち漕ぎしたり自分ができる精一杯のパフォーマンスを見せてくれます。
ゴールまで後少し近づくにつれて何軒かりんご園が見えてきました。
宇都宮ってこんなにアクサンリンゴ作っているのかと改めて実感。
ゴールの荒牧りんご園到着
リンゴ狩りの仕方、リンゴの種類、どうやってできているかなどのレクチャーを受けます。
こちらがリンゴの原種
かなり小さい 屋台のりんご飴に使われている種類だそう。大昔に中国より伝わりました。
品種改良を重ねた結果がこちら
こんなに大きいリンゴを見たのは初めてで「おぉー!」と歓声を上げていました。
手のひらを超えるくらい大きいリンゴ
この品種は旬を少しすぎてしまったようです。
一面に広がるりんご畑で美味しいリンゴ探し。みんな真剣に選んでいます。
美味しいリンゴは下が少し黄色いもの
ハシゴを使って傷がないか確認してから収穫しましょう。
こちらは真っ赤でおいそうだが少し熟しすぎ
頑張って自転車を漕いで美味しいリンゴをゴールでいただく。
もらったリンゴはチャリ旅の疲れを癒す優しい味が広がっていました。
チャレンジ登山
紅葉ハイシーズンのこの時期
素敵な景色を求めてチャレンジ登山に行ってきました。通常の登山は頂上を目指しますが、あおぞらきっずの目的の頂上はなんと、2つ!1日で「照石山と大平山」2つの山を制覇する欲張りプログラムです。
あおぞらきっずの登山は年中さんも参加対象となっています。
小学生に混じって登ることができるのか?お母さんと一緒に頑張っていきましょう!
集合の大中寺にて記念撮影
一日中登ってもこの笑顔のままでいられるかな?
体力も歩幅も人それぞれ、みんなで励ましあって登っていきましょう!
まずは石の階段
「こんなのは余裕だぜ!」とダッシュで駆け抜ける強者もいました。
大中寺はちょうど2つの山の真ん中に位置しています。
このお寺には七不思議があると言い伝えられていまして、少し探してみたけれど2つしか見つからないまま登山開始です。
戻ってきて時間があったら残りの五つを探そうと約束しました。
みんなが無事に登山を終えて戻ってくることができるようにお参り。
いきなりの急な登り!
最初は余裕そうでしたから少しずつつらくなってきます。少しでも登りやすいように工夫を始める子どもたち
手を使ってよじ登る
膝に手を当てて足の力をサポートする作戦
枝を拾って杖代わりに
仲間とのおしゃべりを楽しんで坂に気付かないフリをする
みんなつらいポイントがあってもどうにか乗り切ることができました。
「工夫する力」は困ったことを乗り越えたいときに活躍するものです。
お気に入りのオリジナル杖。両手持ちの二刀流の子もいましたね。
最初の目的地である「照石山山頂」
頂上からの景色も良く遠くの方まで見ることができます。
気温が高いせいか、期待していた富士山は見えませんでしたが、日光連山、筑波山を発見!あと、スカイツリーらしきものが見えている子もいましたね。
気分は山の神様
休憩ポイントがあると少しおふざけして元気回復。
照石山神社内で蛇の抜け殻を発見!「蛇の神様だ!」と言って大事にバックにしまっていました。
見晴台で一息
少しづつ行動食(お菓子)を食べて体力回復!
そう考えていましたが、前半に食べ過ぎて昼飯前に食べつくしてしまう子がちらほら。
歩くペース配分だけじゃなく、お菓子のペース配分も重要でしたね。
大平山山頂
山頂は木々が生えて茂っている景色が見えない
「これはホントに山頂?思っていたのと違う!」
山頂からの絶景を期待していたので戸惑っていましたが、お楽しみはとっておきましょう。
山頂からすぐ下の太平山神社からは眺めが良い場所が広がっていました。
気分が上がってきたキッズ達は流行りのアニメの「山頂の呼吸!壱乃形ヤッホー」を繰り出していました。
太平山神社の長く続く階段。
「下で良かった。」さすがに後半に入り疲れている子も出始めました。もう少しでお楽しみタイム!頑張ろう!
ずっと相棒にしていた杖はいつの間にか武器に!
休憩中チャンバラをやり始める。休憩なのに休めていませんが、気持ちの面では休憩できているのでしょう。また元気に歩き出せるようになります。
余裕の表情
疲れてきても仲間がいるから頑張れる!
楽しみにしていたお土産タイム。
限られたお小遣いをどう使うか?悩んでしまう子と即決の子。性格がすごく表れていました。
なんとか時間内にゴール!トータル5.6時間は歩いている彼ら
疲労感はあるけれど満足げな表情が窺えます。
感想を来てみると
友だちと一緒だから楽しい!
やってみたら思ったよりできた。
自分ってこんなに出来るんだ!小さな出来たを繰り返すことで自信につながります。
これからもみんなでたくさんのことにチャレンジしていきましょう!
新しい冒険のご案内
2020年7月から9月の予定を公開いたしました。
今後はそれぞれのプログラムごとにどんな活動をするのかを詳しくブログにアップしていきます。
お楽しみに
7月からのプログラム一覧
7月5日(日) 【大人気プログラム】川ガキ 日光
川遊びは子どもたちが一日中夢中になるフィールドです。生き物が好きな子、アドベンチャーが好きな子、石が好きな子、終わりなき探求のステージです。
7月17日(金)【新プログラム】 夜の森探検
暗闇は誰もが不安に思います。だから夜に森なんて行きません。でも動物や昆虫たちにとっては活動の時間です。すぐ近くは住宅地ですが、一歩森に入るとそこに広がる生き物の世界は非日常です。(親子でもぜひ参加ください)
7月19日(日) 【会員限定】親子でラフティング
ラフティングは渓谷の急流を流れていきます。水しぶきを浴びて川を下る爽快感と、川下りしないと見れなかった景色に出会えます。流れのない場所では、川に飛び込んで体で自然を感じます。
8月30日(日) 【会員限定】キャニオニング
ウェットスーツ&ライフジャケットを装着するので、泳げなくても大丈夫。
自然の作り出した造形美と言えるような、岩盤の川床が広がります。くるぶしくらいの水量を歩いて散策すると、天然のウォータースライダーや岩がえぐられてできたプールがいくつも現れます。沢遊びがこんなに楽しいと感じることができるプログラムです。
9月13日(日) 【新プログラム】チャリ旅 化石ハンティング
1000万年前ってどんな時代だったんだろう。生き物は何がいたのかな?こんなところが海の中だったなんて。太古の風景を思い描きながら、宝物に出会えるかワクワクします。
9月27日(日)【新プログラム】 旧街道ウォーキング
ゴールとなる宇都宮は江戸時代は交通の要所として重要な場所でした。その宇都宮を目指して歩いてみようという企画。江戸から日光参詣で将軍様も移動してきました。江戸時代はみんな歩き、小山ー宇都宮の30kmは1日で歩いたと言います。挑戦者、待ってます。
森のようちえん2020年度の予定
2020年度森のようちえんの予定を公開しました。
自然の中でやりたいことをやりたいだけ楽しむ!
遊びの中で子ども達はたくさんの発見と学びを得ることでしょう。
森で思いっきり遊びたい子お待ちしています。
「森の学童」=「教室」「遊び場」
2020年4月から6月の冒険活動のスケジュール
こんな時期ですが、
こんな時だからこそ、
こんなにワクワクする体験が、
すべての子どもたちに必要だと考えています。
2020年 新学期からの冒険活動の予定を発表しました!
子どもたちの冒険を全力でサポートします!
冬の森でできること
冬の森遊びは生き物探し
どんなところに隠れているのか? いつものところに行ったら会えるかな? 期待を込めて森の中を歩き回ります。
前回子どもたちと一緒に見つけたサワガニ。同じところにいるのかな?と思って前回見つけた湧き水ポイントを探したけれど見つけられず。もしかしたら引っ越してしまったのか、冬の寒さで別のところに隠れているのか?姿を見つけることができませんでしたが、また春がきたら改めてて探しに来ようと子どもたち同士で話していました。
小川で見つけられたのはタニシ! 子どもたちは本当に探し物が上手になりました。見つからないように岩の裏側に隠れていても手探りでゲットできるようになっていました。
イモムシも発見! 大きくなったら何になるんだろう? 水の近くに住んでるけど寒くないのかな? 生き物を探しているとたくさんの疑問が出てきます。子どもたちだけで生き物の生態について話し合う様子を聞いていると、今までの体験から「きっとこうなんじゃないかな!」と年下の子に話している姿を見かけました。感じたことを自分ありに考えて他人に伝えていくというのはこれからの社会生活においても大切なことですね。
森の中の大木をどかしてみると中からスズメバチが出てきました。越冬できなかったのかすでに動かなくなっていました。いつもは姿を見ただけで子どもたちの方から逃げてしまうのでマジマジと観察したことがなかった蜂。いいチャンスだったのでみんなでこんな形だったんだね。普段触れることのできない生き物の生態を知るいい時間になりました。
川でウニを発見!「川にもウニが住んでたよ!捕まえた!」と子どもたちは嬉しそうに話してくれましたが、よくよく見たら実際は水に浸かった栗でした。うーん。確かにウニに見えないこともないけど。
今回は夢を壊さないように事実は伝えませんでしたが、遊びの中で何かを一生懸命探してみる、夢中になる経験は必要なことですね。
やっぱり水遊びを始めると裸足になってしまう子どもたち。
大人も一緒になって足を入れてみましたがかなり冷たいです。
それも経験のうち。指先、足先の感覚を使ってこの時期ならではの自然を感じてみましょう!
水遊び程度だったのがいつの間にか泥んこ遊びに!
投げ合って顔に泥がついたり、服が泥だらけになりましたが満足そうな顔をしていました。
岩登りにチャレンジ。初めての森のようちえん参加でも元気に動き回っている年上の先輩たちを見ていると自分もできるんじゃないか?という気持ちになってしまうもの。これからの成長が楽しみですね。
泥が付いてこの笑顔。自分が楽しいことを満足するだけやれたら幸せですね!
お昼は自分のおかずを焼いて食べるランチBBQを楽しみました。
あおぞらきっずでは「やってみたい」気持ちを大切にしています。経験をして自分でやってみる。水は冷たい、泥んこ遊びは着替えが大変、転んだら危ないかな。
経験しないと危なさも楽しさもわからない。小さい怪我を繰り返すことで大きな危険を回避する能力が培われます。
危なそうだからと全て大人が止めに入ってしまうと得られるはずの経験を奪ってしまうことにもなりかねません。
森のようちえんは今年度残り1回。次回もどんな遊びができるのか楽しみですね。
秋の森でできること
秋の森は生き物、食べ物がたくさん!!毎回見つけられるとは限らないけれど、子どもたちは毎回「どんなものに出会えるかな?」とワクワクして森の遊びに来ています。
この時期でも一番の楽しみは川遊び! 足を入れると冷たいけれど慣れてくればへっちゃら!
石の裏側をみてみると沢カニを発見!優しく捕まえてどんな動きをするのか、体の形などなどチェックしています!
中には「カニって海の生き物でよね?ここまで来たのかな?」と言っている子もいました。
普段生活していると小川にどんな生き物が隠れているか気づくことはできませんが、森のようちえんでは「やってみたいことをとことん楽しむ」をテーマに活動をしています。他にもカニいないかなと周辺の石全てをひっくり返していましたが、どこに住んでいるのか?どうして隠れているのか?何お食べているのか?気になるととことん探求したいのが子どもたちです。生き物の様子を観察しながら、生態について考察する。図鑑をみながら答えを教えることもできますが、まずは自分たちで見て考える時間はとても大切ですね。
最初は怖くて触れなかった子たちも年長の先輩たちの様子を見て触ることができました。子どもたち同士も少しずつ生き物に触れることで慣れていきます。出来なかったことができるようになる。新しいことに興味を持つ。成長の瞬間ですね。
もちろん実りの秋でもあるのでカキ、クリなど美味しい森の旬をいただきました。
夏のような暑さ再来
今回の森のようちえんは秋の穏やかな気候の中、生き物探しに出かけよう!と考えていましたが、自然は思い通りにはなりません。
まるで、夏が戻ってきたかのような暑さの中での開催となりました。
もちろん最初にイメージしていた通り、葉っぱの下にはたくさんの生き物が隠れていました。
この森の地形を知り尽くしている子ども達は暑い日は川で遊ぶのが一番気持ちいいいことを知っています。
どろんこを見つけたら入りたくなってしまうもの。手も足も入れて最後は泥だらけに。
どろんこおばけに変身!
この時期のミツバチは花が多いからか大忙し!いたるところで飛び回ってミツを探しています。慣れていない子どもたちはびっくりしていましたが、巣に近づかなければ攻撃してくることはありません。遠くからミツバチの用紙を観察しました。
日陰で休憩していたヤギのももちゃん。久しぶりに来てくれた子ども達が嬉しくてもらった葉っぱをもぐもぐしていました。
久しぶりの森のようちえん。その日の天候に合わせて子ども達が何をするか選択する。暑ければ、水に入る。寒ければ、火を炊く。
今は便利なものが増えて快適に生活ができるかもしれませんが、自分で考えて選択できる機会は大切なことなのかもしれません。
来月の11月17日(日)は森のようちえんを開催しているこの場所で【森のマーケット】が開催されます。
家族で森の中でまったり過ごす。そんな贅沢な時間の使い方をしてくれると嬉しいです。
森のマーケットの詳細はこちらから