今日のあおぞらきっずのスキー教室は、今シーズン最終回でした。
天気予報は曇りの予定でしたが、朝スキー場に到着すると素晴らしい晴天となっていました。
まさに青空!山の上から見ると雲海が一面に広がり、雲の上でスキーを楽しむような景色が見られました。
スキー教室は今シーズン4回目となります。
参加する子どもたちはメキメキと腕を上げ、4回目ともなると自分の滑りに自信を持って色々な斜面に挑戦したくなるようです。また、スキー場の中にあるジャンプ台などにも挑戦していて、「ちょっと浮いたような気がした!」とか「観てた?僕のジャンプ!?』などと、スキーを楽しんでいるようでした。
急速に春の訪れを感じるこの頃ですが、まだ3月。
今度はご家族と一緒にスキーを楽しめるシーズンなのかなと思います。
冒険活動
スリル満点 エアボード
先週末は奥日光・湯元にてエアーボードをしてきました。
エアボードとは、浮き輪のように空気の入ったソリのようなもの。そこに腹ばいになって雪の斜面を滑り降ります。
14人+スタッフ3人で10台のエアボード。
まずは中・高学年の男の子達が、ブロアー→手押しポンプの順に流れ作業で効率よくエアボードに空気を入れ始めます。
待っている間遊んでいる低学年を見て「ずりぃ!俺たち頑張ってるのに遊んでる!」なんて愚痴も途中あったけど、そう思いたくなるのも当然。「初滑りには、頑張って準備してくれている人たちが必ず滑れるようにしよう!」とこのことで、やる気は復活、あっという間に準備完了。なんとも頼もしいメンズたち!
ソリ同様、ブレーキ機能がついていないので面白い反面危険もあるため、子どもたちには、危険性についてもしっかりと伝え、安全な乗り方・停止の仕方などを伝えてからスタート。誰も使っていない雪ほど滑りにくく、滑りならした跡ほどスピードが出て距離が伸びやすい。
何度も滑って慣れてきた頃、誰が一番遠くまで滑れるか競争をするようになったり、二人乗りをしたり、友だちと楽しみを共有。
たくさん滑って、たくさん転んで、たくさんハイクアップして・・・
たっぷり楽しんだあとは、やっぱり大好き雪遊び。
大きな雪玉を作って椅子にしたりして遊ぶ子や、立木を基地にして雪合戦をして遊ぶ子も。
走り回ったり歩き回ったりするのには少し動きづらいスノーシューは、そのうち脱ぎ捨てられ・・・たまに足を雪に埋もらせながらも走り回って遊んでいました。
3月の奥日光・湯元、まだまだスノーシーズン楽しめそうです!
昔の人は・・・冬の田舎暮らし
茅葺きの古民家で冬の田舎暮らし体験をしてきました。
冬の古民家・・・覚悟はしていたものの、やはり厳しい2日間でした。
薄暗く、隙間風の入る屋内は、昼間から早速ひんやりと・・・。
囲炉裏で暖まろうとするも床は冷たく足が凍てつくよう。寒いからと言って、うちわで仰ぐと灰が床に舞い、目は煙で痛くなる始末。
食事の用意も、先ずは焚付の細い枝探を探して火を着けるところから。
電気やガスが当たり前のように使え、便利な生活を送っている私たち。
朝食の準備が終わり食事し、一息ついて少し遊んだら、また昼食の準備・・・。
何をするにも一つ一つ時間が掛かかり大変だった昔のことを思い「昔の人はすごかったんだね~」などと言う子どもたちでした。
せっかく古民家に来たので、こんなところでないとできないようなこともたくさんしてきました。
畑で採ってきた泥だらけの野菜を井戸の水で洗ったり、庭の柚を採って五右衛門風呂に入れて入浴したり、縁側を思いっきり雑巾がけレースしたり、餅つきをしたり・・・!!!障子が破れたり襖が外れたりしないように、思いっきり遊ぶコツも覚えました。(笑)
庭も、枝と一輪車と井戸と・・・それだけあれば、いくらでも遊んでいられます。
物が少なく不便ではあるかもしれないけれど、心がほっこりとするような穏やかな時間でした。
また、烏山は和紙が有名な土地でもあります。和紙がどのように作られていくのかお話を伺って、紙すき体験もしました。
木から紙ができることは誰もが知っているけれど、実際にその工程を知り、体験してみると驚くことばかり。これもまた、時間と手がかかり大変な作業であることを知りました。体験から和紙が出来上がるまでも、約一週間。手作りの和紙のはがきが届くのが今から楽しみです。
今回お世話になった悠遊会の方々にも昔の田舎での暮らしなど、様々なお話をしていただきました。今、自分たちがその場所(古民家)にいることで、昔の暮らしがイメージしやすく子どもたちも興味深かったようです。地元の方々と関わりのなかで、私たちスタッフだけではできなかった体験や、得た知識がたくさんあり、充実した2日間を過ごすことができました。
ボート乗っ取り大事件 鬼怒川ラフティング
昨日は秋晴れの中、鬼怒川でラフティングをしました。
通常は小学生以上からの参加のこのアクティビティですが、あおぞらきっずでは年に一度、親子(年中児からOK!)で通常のコース約6kmを楽しんでいただいています。
9月中旬とは言え天候に恵まれたため、予想していた以上に水の中で遊べました。
ライフジャケットの浮力を使って浮かんで遊んでみたり、ロッククライミングをして岩の上から飛び込んでみたり、パドルを水面に打ち付けて水を掛け合ったり、他のボートにジャンプして飛び移ったり・・・これがなかなか難しい!ジャンプで踏み切る際にボートを蹴ってしまって飛距離が伸びて、ボートに移れず落ちてしまうこともしばしば。落ちても楽しいから、何度でも楽しめちゃう。もう、誰がどのボートにに乗っていたのか分からない。飛び移り、泳ぎ移り、それぞれ思い思いに全力で遊びつくしました。
………
川が怖くて親と一緒に浮かんで遊ぶのが精一杯だった子が岩の上から何度も何度も飛び込んでいたり、飛び込みが怖くて仕方なかった子が恐怖心に打ち勝って飛び込んだり・・・。時と共に子どもたちは身も心も大きく成長しているのだなぁ~と感じました。
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川は真夏だけの遊び場ではありません。
あおぞらきっすでは、これからのシーズンもいろんな形で川を楽しんでいきます。
滝を登れ 天然のウォータースライダーを楽しもう
夏休み最後の週末・・・昨日今日、子どもたちとその保護者と沢登りへ行ってきました。
子どもたちの背丈よりも2倍も3倍も高い滝を登るのは、かなりのアドベンチャー。
上から落ちてくる大量の滝にを顔と体に受けながら、慎重に一歩一歩登っていく子どもたち。滝を登って、滝壺のプールを泳ぎわたって、また滝を登って・・・。
その向かう先には、岩盤でできた天然のウォータースライダーが!
一人で滑ったり、2人、3人で滑ったり、うつ伏せや背面から滑ったりも。
楽しいことは繰り返し繰り返し楽しみます。
藤蔓のブランコにもぶら下がってターザンごっこ。
最後には、滝上からの飛び込みも!
みんな、とってもいきいきとしていました!!!
森のようちえん いろんな生き物見つけたよ
昨日の森のようちえんは、体調不良等による欠席もありマンツーマン。
友だちの姿がなく、ちょっぴり寂しそうな姿を時折見せるものの、一度遊びに夢中になると笑顔に。
久々の参加でも、フィールドはしっかりと覚えていて、「ももちゃん(ヤギ)に会いに行きたい!」。
ヤギにご挨拶をしたあとは、楽しみにしていた川遊び。水が冷たくて気持ちいい~!
水の流れに興味を示し、草花を摘んでは水に流して行先を目で追ったり、石を流しては沈む様子を眺めたりを繰り返します。
川の中には、カワニナ(貝)や雑魚やカエルに、なんとサワガニが!大きなハサミに、ちょっとびっくりした様子。
曇り空ではあるものの、気温は高かったので、いくら濡れても気持ちいくらい!びしょ濡れになって遊びました。
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そして、散歩の道中ではあちこちにトンボ、バッタ、蝶。
なんと、蟻に食べられているミミズやイモムシにも遭遇。
「なんで、食べられちゃったんだろう?」
と、自分よりも小さい蟻に食べられてしまっていることに疑問を持ちます。
蟻のすばしっこく動く様子を見て、「きっと蟻の方が早いから捕まっちゃったんだね」と考える男の子。なるほどね!
こちらですぐに「これはね・・・」と正解を出してしまうのは簡単ですが、「なんで?」の疑問を持ってそれを解決するためにじっくりと観察したり考えたりする、この時間がとっても大切で、それをしっかりと見守っていきたいなと改めて感じました。
たっぷり涼んで、昼食を食べたらロープでブランコ遊び。
立ち乗りは、なかなか難しいんです。体の重心の置き方、ロープを握る手の位置、それによって体を支えるための手や腕の力の入れ具合が変わってくる。そのコツを掴むのに苦労するものの、自分にとってちょっと難しいことに挑戦するのは楽しいこと。
上手くいくまで、繰り返し挑戦します。すっかりコツを掴んだら、ほら、この笑顔。
背中を押して揺らしても、ロープをねじって回しながら乗っても、両手を離しちゃっても平気だよ!
マンツーマン森のようちえん。やりたいことをやりたい時にやりたいだけ!めいいっぱい遊んで帰って行きました。
真っ暗な林の中で野宿
4-5日、5-6日と2回に分けて行われた野宿。
1日目はあいにくの雨。子どもたちの表情が浮かないままの出発でした。
野宿先に到着するまでにもう、既にびしょ濡れ。着いたら着いたで雨や蚊をしのぐための基地を作るのに一苦労。
杭の代わりになりそうな枝を探して、ブルーシートの屋根を作ります。雨に濡れながらも、真剣な仕事っぷり。
寝床を作るだけで、あっという間に周りは真っ暗に。不安から「帰りたい」と呟き始める子も・・・。
そんな不安もお菓子パーティーや影絵遊び(体全体を使って)で吹っ飛び、いつの間にかみんな眠りの中へ。
翌日は男の子ならではの遊び、枝を使ったチャンバラごっこ。
首から上に当ててしまった場合には-10点、枝を振るときには優しくなど、子どもたち同士で決めたルールの中で楽しんでいました。
そして、雨上がりの2日目は偶然にもガールズのみの野宿となりました。
虫1匹見つけるだけでキャーキャー騒ぐ女の子たち。大丈夫かしら?と思いきや、夜はあまり気にする様子なし。
基地の中で「犬」や「やかん」「白鳥」など、指先を使った影絵を楽しむのも昨日の男の子には見られなかった遊び。
朝のお散歩は気持ちいいね~。と、朝7時の林の中を楽しむ女の子。
木の枝を使って木の幹にリズムを刻み音楽を奏でていました。
割ったスイカを興味本位でヘルメットにしてみたり、ロープを木の枝にくくり、ブランコを楽しんだり・・・。
小さい基地は若干の坂、木の根っこで凹凸がある中で、寝袋で寝る。
けして心地は良いものではなかったかもしれないけれど(特に一日目は雨も吹き込んできました)、不便がかえって楽しかったりもする。不便さの中で、普段の便利さやありがたさに気づいたりも出来ることと思います。
そんな夜を過ごして、子どもたちは泥だらけになって、笑顔で帰って行きました。
ザリガニにドジョウ。宇都宮の川で川遊び
昨日のStand By Me!計画は雲行きの怪しい中、川遊びスタート。
最初に、遊んでいる場所で雨が降っていなくても北のほうで降っていると知らぬうちに水量が増えることがあること、中洲で遊ぶため水量が増えたり、危険と判断した場合には川遊びは中止し陸上で遊ぶことを約束。
気温がそれほど上がらなかったからか、生き物への興味が強かったからか、水遊びというよりも今回は生き物探しがメインに。
クロカワムシを探して釣竿に付け釣りをしたり、網で魚を追い回して捕まえたり、川底にじっと動かずに気配を消そうとするザリガニを見つけて、見事ゲット!しかも2匹。
最初はハサミで威嚇する様子にビクビクしていた子どもも、ザリガニの特性を知り、持ち方が分かると愛着がわいた様子。
いろんな角度から、じっくり観察。どんな発見があったかな?
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お昼には雷ゴロゴロ・・・増水が確認できたので、川遊びは中止に。
陸に上がって、簡単クッキングでパン作り。真っ黒焦げも、アウトドアなら気にならない?
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午後は田んぼ周りで小雨の中、お散歩。
あっちにカエル、こっちにカエル。
今回は男の子4人という少人数の参加+水生生物を探してはじっくりと観察・・・という感じで、大人数の時のような賑やかさはありませんでしたが、ザリガニにドジョウ、クワガタにカエル、2cmにも満たない数種類の魚たち。
子どもたちの興味あるものへの集中力と言ったら・・・!飽きずにずっと観察をしているものだから、小さな不思議にも気づいちゃう。観察すればするほど、面白く愛着も湧いてくる。一方で、投げてみたり体を思い切り引っ張ったり、大人は目を背けてしまいそうになったり、STOPの声をかけたくなる場面もちらほら。
弱っていく姿、自分の手によって命が失われてしまった瞬間も子どもたちに必要な経験。
今は何も感じなくても、いつかの時点で命の大切さにも気づいてもらえたらと思います。
色んな生き物を見つけて触って、じっくり観察して。とっても濃い時間のように思えました。
ガールズアドベンチャー 女子の河原遊び
5月11日は女の子のためのプログラム、ガールズアドベンチャー。
女子たちが集まると、とっても賑やか。
集合から河原までの車移動の間も、ひとつの話題で一度盛り上がると止まらない!
基地となるテントを張るために、それぞれ自分の荷物+αを持って、ひと川越えます。
もうそれで、気持ちは高ぶって川遊びモードへ突入!
テントを張り終えると早速ライフジャケットを着て、川遊びSTART!
……..
オタマジャクシをすくってスーパーの袋に入れて持ち帰ろうとしたり、藻を触っては気持ちいいとか気持ち悪いとか騒いだり・・・。
川の中を慎重に歩いて上流に向かっていたものの、ひとり尻もちを着くと、「もう濡れちゃえ!」となって、みんな水を掛け合ってびしょびしょに。最終的には足もつかないくらい深いところでスイミング~♪
冷たい水で冷えた体には、砂エステ♪砂を体にぺたぺた・・・あったか~い!!!
お昼はお弁当を焚き火で温めて、帰りは水田のある田舎道をてくてく歩いてシロツメクサの指輪作りに、用水路でお花流しレース。
そして、最後に影絵。
「目、目、鼻・・・」「口が鼻に隠れちゃって作れな~い!」
最後まで元気いっぱいの女子たちでした。
チャリ旅 女子も参加しました
今回のチャリ旅「20kmへの挑戦」は、なんと「チャリ旅」初の女子が参加。
女の子の存在もあってか、男の子だけの今までのチャリ旅と少し雰囲気が違うように感じるのは私だけ?
いくつかあるチャリ旅!のコースの中で、距離こそ一番短いものの、ひと山超えなくてはならず急な登り降りを3度ほど繰り返すハードなプログラム。一度、女の子がすいすいと坂を登り出すと、負けじとできる限りの力を振り絞って漕ぎ進む男子たち。
……..
上り坂では綺麗な田園風景を見て、静かな道の途中で牛小屋から顔を出している牛を眺め・・・そして、今では珍しい手作業での田植えの様子も見ることができました。トンネルでは力の限り叫び続けるのも、楽しみの一つ!
もちろん、河原ランチのあとは川遊び。ゴールの竜門の滝でも、ひと遊び。
…….
楽しさの共有だけでなく、励まし合ったり助け合ったりしながらゴールを目指すチャリ旅。
秋には新コースも計画中!お楽しみに♪